“ボクは平気?” Macにもセキュリティ対策が必要な理由。

IT Media +D PC USER http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0701/29/news029.html 一般的にMac OS Xは非常に堅牢なOSだと言われている。これはウイルスやワームに対しても同様だ。Mac OS XのベースとなるUNIXが長い歴史を持つこと(それは信頼性と言い換えていい)や、Macコミュニティの規模の小ささが、かえって不特定多数を狙う攻撃の対象から外される一因となっていたことも関係があるだろう。もちろん、いままでMac OS Xに深刻なセキュリティホールがなかったわけではないものの、少なくとも記者の周りでウイルスに感染したり、被害を受けたという話は聞いたことがない。その誰一人としてセキュリティ対策ソフトを導入していないにも関わらず、だ。 AppleのあのCMを思い出すまでもなく、記者もMacを使う者として“ボクは平気”であってほしいと願うユーザーのひとりだ。ただし、たぶん大丈夫だろうとは思いつつも、まったく不安を感じないほどAppleの信奉者でもない。本当のところはどうなんだろうか? そこで、Macプラットフォーム向けにセキュリティ製品を提供しているSymantecに話を聞いてみた。 今回インタビューに応じてくれたのは、Symantecのコンシューマ部門で、Macintoshチームの陣頭指揮を振るうMichael Romo氏(マイケル・ロモ、以下マイク)。AppleやAdobeにも務めたことがある同氏はかなり多彩な才能の持ち主で、現在はSymantecに勤務するかたわら舞台俳優もしているという。写真を見れば分かるように気さくなナイスガイだ。さっそく疑問をぶつけてみた。 ――Macユーザーの間では「Macは安全」「セキュリティソフトなんて必要ないよ」と言う声も少なくありませんが、この“神話”は本当なのでしょうか。最近のMacプラットフォームにおけるセキュリティの状況を教えてください。 マイク 「OSの話であれば、確かにMac OS Xは強固なセキュリティを持つOSだね。現在確認されている脆弱性で野放しになっているものは1つもないし、実際の被害という点から見ても、深刻な影響を及ぼすようなウイルスやワームは存在していないと思う」 ――つまりセキュリティ対策は必要ない、ということですか? 御社のMac向けセキュリティ製品がWindows版に比べると投入間隔が長いのは、この傾向を反映しているのでしょうか。 マイク 「Mac向け製品のリリースのタイミングについてはその通りだけど、これも最近のセキュリティ事情を受けて、短くなるかもしれない」 「対策の必要性については……仮にMacだけを標的にしたクライムウェア(悪意のあるソフト)が存在しないとしても、セキュリティ対策の必要がないとは言えないだろう。その理由の1つには、(Office for Macを利用するユーザーであれば)マクロウイルスの問題がある」 「それに、Mac向けのセキュリティ製品には、Windowsを標的にしたクライムウェアへの対策も含まれているんだけど、これは自分のマシンを通して、例えばWindowsを使っている友人とか、ほかの人に被害を広げないためだ。この点はファイル共有が手軽になった現在は特に重要だし、もちろん、BootCampやParallelsを使っているのなら人ごとではない」 ・・・・・・・・・ ――最近のAppleの発表では新規のMacユーザーが増えているということですが、Macintosh向けセキュリティ製品の需要も同様に増えているのでしょうか。 マイク 「具体的な数字をこの場で出すことはできないけど、セキュリティに対する関心がMacユーザーの間でも高まっていることは確かだよ」 ――最後に、Macユーザーに対して何かアドバイスをお願いします。 マイク 「最近Macを買った人やこれからMacを買おうと思っている人は、ぜひMac OS Xでの素晴らしい体験を楽しんでほしい。でも、いま自分が何をしようとしているのか――メールに添付されているファイルがどんなもので、いま自分がアクセスしているサイトはどんなところなのか、そういったことには、Windowsのときと同じように疑いの気持ちを持って行動したほうがいいと思う。それは“Macだから安全”と言えることではないんだ。もちろん、最適な対策は、Mac版のNorton Confidencialを導入することだね(笑)」 ――ありがとうございました。 いまPCを使うということは、多くの時間をインターネットに費やすということを意味する。オンラインバンキングやネットショッピングを利用する人にとっては、さらにその依存度が高くなるだろう。その一方で、セキュリティ攻撃はインターネット上に罠を張り巡らせ、個人の情報や資産を狙うものへと変化してきた。これらの攻撃に対して、ウイルスに対するアドバンテージを表現した“風邪を引きやすく、防具で身を固めたPC”と“ボクは平気なMac”という図式はあてはまらなくなってきている。Windowsユーザーを揶揄するようなAppleのCMは確かに愉快だけれど、笑ってすませてしまうのではなく、少し真面目に考える必要はありそうだ。 と掲載されています。 確かにあのCMは的を得ていたんだけど、ちょっとやり過ぎ・・・・。 ブラックジョーク好きなアメリカ人っぽいとも言えますが・・・。

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